求人,年収

保育士不足で高い求人率

専門学校、短大、大学などのサイトを見ると、多くが「就職率100%」と紹介していると思います。

少子化で子供が昔に比べると減ったとされますが、共働きの家庭が増えたことにより3歳未満の保育園利用者数は毎年増加しており、待機児童数も低下することなく問題となっております。

保育園が足りないうえに、保育士も足りないのです。

しかも都市圏、地方に限らず日本全国で保育士は足りていないといえます。

多くの求人が寄せられる専門学校や短大

実習などを保育園で行うことにより、学校には地域の保育園などから多くの求人が寄せられます。

養成施設で確実に資格を取るのページでもお伝えしましたが、求人数が卒業者の数の数倍にも及ぶ学校が多数あります。

2年間の授業はかなり過密なカリキュラムとなりますが、保育士資格を習得し保育園への就職が約束されていると考えると、頑張ることができますね。

4年制大学の就職率は?

4年制の大学も2年生の短大や専門学校と同様に、保育士資格取得者の就職率が100%だったという調査結果が厚生労働省から発表されました。(平成21年調査)

4年制大学を別にご紹介したのには訳がありまして、専門学校卒業者に比べ給与が高くなる傾向にあり、大学卒業者に対して積極的に求人を行っていない保育園が多くはありませんが存在するからです。

極端な例では、短大卒業者と同様の給料でなければ採用することが出来ないという保育園もあるそうです。
保育園側も経営が苦しく仕方がないと言えるのですが、選択肢の広い4年制の大学のちょっとしたデメリットとなり得るかも知れません。

再就職に有利な国家資格

女性がメインである保育士という仕事ですが、私立の保育園では産休や育児休業は暗黙的に取得できない場合が多いそうです。

保育士という資格を持っているからこそ、自分の子供は自分で育てたいという考えのもと、出産を期に退職する人が多くなります。

そして子供の手がかからなくなってから再就職を望む人が多く、保育士資格を活かして再度保育園への就職を決める人が多くおります。

年齢や経験は保育園側からしたら、メリットにもデメリット(給与面)にもなりますが、正社員以外にもパート・アルバイトなどの働き方がありますので、多くの人は望み通り保育園での仕事を再開することができるようです。

あまり期待できない給料(年収)

保育士が離職率の高い仕事と言われているのは、結婚や出産などに伴う都合退社もありますが、それ以上にハードな仕事であるということと、低い賃金にあるとされております。

人で不足から保育士1人にかかる負担が大きくなるのは分かりますが、仕事に見合った給料が貰えないという理由で別の職種に転職する人も少なく無いそうです。

平均給与と初任給は?

統計局の発表では、保育士の平均給与は約22万円であり、ボーナス(賞与)などを含めると年収としては約330万円とされております。

統計データでは平均経験年数が7年から8年とされており、金額はあくまでも平均となりますが、決して満足できる金額とは言えないそうです。

対して未経験の保育士がもらう初任給は、月給約18万円でボーナスなどから年収を計算すると、245万円程度とされております。

同じ保育士資格を持つ人でも学歴により初任給に差が就くことは、一般の職種と同じであり大卒が最も金額的には優遇されますが、先にご紹介したとおり採用されなければ給料も何もありません。

お金だけが仕事じゃない!

もちろん未経験の状態ですので高い給与を貰えるということは無いのですが、最初の仕事に慣れていない時に給料が低いと感じてしまった人は、保育士に対するモチベーションが落ちてしまうのかもしれません。

多くの保育士が給料には少なからず不満を持っているようですが、子供と過ごす時間の中で、お金には変えられない笑顔や成長を見られるということから、続けられているという人が多いそうです。

公立と私立(民間)の保育園の給料の違いは?

公立の保育園で働く場合は地方公務員となりますので、地方公務員の賃金に準拠した給料となります。

多くの私立の保育園が公立の保育園の給料に合わせているということがあり、初任給はあまり変わりが無いそうです。

しかし私立の保育園は園それぞれに特色が違い、同様に給料の額も差がある場合が多く、多くの私立保育園においては公立の保育園に比べると給料はどうしても安くなってしまうそうです。

  • 【保育士試験の合格を目指す】ピアノ実技試験!?受験資格や内容・合格率を知る
  • 【保育士と幼稚園教諭の違い】資格や仕事・年収の比較から違いが見えてくる

  • 【保育士になりたい人へ】保育士になる為に必要な資格の紹介など
  • 【保育士の仕事って大変?】具体的な1日の流れや、実際の職場の紹介
  • 【保育士エトセトラ】認可と無認可保育園の違いや男性保育士の実情とは?
  • 【幼稚園と幼稚園教諭もきになる】年収や必要資格から見た保育士と幼稚園教諭の違いとは